理研のGender Equality Plans
理研ダイバーシティ推進宣言
理化学研究所は、科学を通じて社会に貢献する公共財としての使命を再確認し、新たな挑戦に向けて歩みを進めています。この活動を進めるためには、性別、年齢、地域を問わず多様な人材を最大限活用できるようにしていくことが必要です。このため、中長期計画及び法令に基づく行動計画などに沿って、誰もが分け隔てなく、その「知恵」を遺憾なく発揮できる職場・研究環境の構築に向け、全所一丸となり、強力にダイバーシティを推進することをここに宣言します。
2026年10月1日
国立研究開発法人理化学研究所 理事長 五神 真
中長期計画
I 2 (2) 世界最高水準の研究開発成果を創出するための人材育成・確保に係る先進的な取組の実践
以下抜粋
多様な人材をさらに確保し、すべての研究者が研究に専念でき、将来の飛躍・活躍に向けた人材育成を行っていく研究環境の構築は、理研の発展をもたらす上で最も重要な課題となる。そのため、研究者雇用の安定性と流動性を高いレベルで両立させ、多様性・公平性・包摂性の確保に資する人事制度改革の取組を推進する。具体的には、各研究者の個性や能力に合わせた処遇やキャリアステージを理研内外に可視化するとともに、国際的に見て高い研究力を誇る研究者を採用する際には、国際的水準に照らし、弾力的な処遇と研究資源の配分を行う。また、理研ECL(RIKEN Early Career Leaders Program)制度をはじめとした若手研究者の人材登用・人材育成の枠組みを整備・強化し、有為な人材が野心的な研究に挑戦する機会を提供し、将来の理研の先端研究を担うべき、未踏の研究分野や新興・融合分野に高い専門性を有する人材候補を発掘し、育成・確保を行う。さらに、サイエンスの発展の原動力となる多様性を確保するため、女性研究者や外国人研究者のリクルーティングとサポートを集中的に行う。加えて、優秀な人材が理研から国内大学・研究機関に転出する際、研究活動を止めることなくシームレスに転出先に移籍し、躍進するための支援を行う。
IV 2 人事に関する事項
以下抜粋
研究開発成果の最大化及び業務運営の効果的・効率的推進を図るため、優秀な研究者や研究推進支援人材の確保・育成、適切な職員の配置、職員の資質の向上を図る。クロスアポイントメント制度等の活用により研究者の安定性と流動性の向上を図り、研究の活性化と効率的な推進に努める。また、研究管理職の採用においては、多様性・公平性・包摂性を勘案した選考を行えるよう仕組みを導入する。なお、推進にあたっては科技イノベ活性化法第24 条に基づき策定された「人材活用等に関する方針」に基づく。
法令に基づく行動計画

理化学研究所では、誰もが働きやすい環境づくりに向けて一般事業主行動計画を策定しています。
◆一般事業主行動計画
一般事業主行動計画とは、企業が従業員の仕事と生活の調和を図り、より働きやすい環境を構築するために策定する計画のことです。従業員が仕事と子育てを両立させることができるよう、雇用環境を整備し、次世代育成支援対策を実施するため行動計画を策定したうえで、一般への公表、従業員への周知、都道府県労働局への届出を行うことが義務付けられています。
女性活躍推進法に基づく行動計画
女性職員の活躍推進と、多様性・活気ある研究所の発展を目指します。
目標1:採用した研究者に占める女性比率20%以上の維持向上を目指す。
目標2:男性の育児休業等及び育児目的休暇の取得率を50%以上にする。
次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画
仕事と生活のワークライフバランスを図り、男女ともに働きやすい環境を目指します。
目標1:育児及び介護中の職員の代替要員を確保する。
目標2:仕事と家庭との両立支援のための制度等の充実を図る。
目標3:男性の育児休業等及び育児目的休暇の取得率を50%以上にする。
ダイバーシティ推進担当
理化学研究所では、ダイバーシティの推進を目的とし、専門部署、担当者、ならびに委員会を設置しています。
人事統括本部人材戦略部ダイバーシティ推進課(組織図)

理事長特別補佐 仲真紀子


統括担当事項:ダイバーシティ、人文社会科学に関する事項
ダイバーシティ推進課
すべての科学者が活躍できる研究所を目指し、様々なダイバーシティに関わる情報を発信しています。
ダイバーシティ推進委員会
理化学研究所では、ダイバーシティの積極的な推進を図るため、ダイバーシティ推進委員会を設置し、定期的にダイバーシティ推進方針に基づく計画の実施・運営に関して検討・審議を行っています。
データ収集とモニタリング
理化学研究所では、職員の女性割合や男性育児休業等の取得割合などをモニタリングし、公表しています。
職員の女性割合
理化学研究所の職員の内訳や男女比を示しています。
女性活躍推進指標
理化学研究所では、研究管理職の女性割合、研究管理職を含む研究系職員の女性割合などの数値をモニタリングしています。
ダイバーシティとワークライフバランス推進に関するアンケート調査
調査結果を基にダイバーシティとワークライフバランスの推進を図り、様々な取り組みを実施しています。
女性の活躍推進企業データベース
両立支援のひろば
関連データは、厚生労働省が運営する各種サイトにも掲載されています。
研修
理化学研究所では、ジェンダー平等や多様性の尊重を目指し、各種研修・啓発イベントを持続的、計画的に実施しています。
ダイバーシティ・セミナー(介護、障がい者雇用、無意識のバイアスなど)
ダイバーシティで取り扱う様々なテーマをシリーズ化し、誰もがいきいきとやりがいを持って働ける魅力的な職場環境づくりに役立つ情報を提供しています。
無意識のバイアス研修(e-learning)
自身や組織内の「無意識のバイアス」に気づき、ジェンダー平等と多様性が尊重される組織づくりを考える研修を実施しています。
採用選考における「無意識のバイアス」チェックシートの導入
採用選考などの意思決定におけるバイアスへの気づきを促し、公正・適正な選考と多様な人材の確保を目指す取り組みを行っています。
RIKEN Diversity Day開催
ダイバーシティ推進課の取り組みや、各センターのグッドプラクティスを全所で共有するイベントを開催しています。